ファミリーマートのコーヒーは「甘い」のか。

笑ってはいけないで出てきた、元SMAPもとい新しい地図の稲垣吾郎さんがCMで言ってた、あ・ま・・・い？を体現するべく、ちょっとした憂さ晴らし？にファミマへ繰り出しました。吾郎ちゃんの説得力云々は・・・置いておきましょう。

1 新型ドリップマシン
2 コーヒーの甘みって何だ？
3 高級モカブレンドを注文

新型ドリップマシン

しかし、ファミリーマートのマシンといえば、ドイツ製のエスプレッソマシンだったはずでは。基本的には他のコンビニより苦いイメージです。（エスプレッソというのは苦い割に抽出時間が短い事でカフェイン量が少ないそうですね、多いと思ってました）

ところが１９年秋に、ほぼ全店でペーパードリップマシンタイプに変更になっていたようです。これは知りませんでした。そりゃそうです。ファミマのコーヒーはそんなに飲んでないですもの。だけど最近まで苦かったような。近くのファミマは導入が遅かったのか。

これはやはり、コンビニコーヒーの雄、セブンイレブンに対抗する為じゃないでしょうかね。喫茶店で感じるコーヒーの甘み、セブンのコーヒーにはそれがあって美味しいのですが。これはファミマも期待できそうです。

新型ドリップマシンの特徴

抽出方式：エスプレッソ→ペーパードリップ
給水方式：タンク補充型→水道直結式
「ブレンド濃いめ」を選べる
滑らかな口当たりのカフェラテが作れる

当初はカフェラテ推しの為だったかと思われますが、吾郎ちゃんの登場によって？香味焙煎なるワードも出現、ブラックも推される事となりました。いや、吾郎ちゃんの登場の前に、２０１６年バリスタチャンピオンの粕谷哲さんという方が登場し、一から見直したそうです。

コーヒーの甘みって何だ？

よいコーヒーとは悪魔のように黒く地獄のように熱く天使のように純粋でそして愛のように甘い（フランスの政治家：タレーラン・ペリゴール）
ウィキペディアより

コーヒーは、確か何千種類？という、未解明な物質を含んでいるので、科学的には純粋じゃないのですが、ブラックでも甘み成分もどうやら含んでいるようです。愛ほど甘いかは人それぞれでしょうか・・・他サイトでは愛でなく恋になっていました。

百珈苑こちらのサイトによると、コーヒー豆そのものに、濃度は低いものの、単糖類が結合した多糖類（焙煎の過程でオリゴ糖や二糖類、単糖類となる）やショ糖（二糖類）が含まれているそうで、アラビカ豆には特にショ糖が多いとの事です。そういえばセブンのコーヒー豆はアラビカ豆なので、甘い風味があるのはそういう事か！と思いました。

で、この甘みは焙煎度が強くなると酸味に変わったり、消失したりしてしまうとの事。焙煎度としてベストなのはミディアムローストか、ハイロースト辺りでしょうか。ファミリーマートではこの辺を徹底的に追求したものと思われます。

この、素材が持っている旨味を引き出す、という所がいいですね。日本食に慣れ親しんだ僕らは、素材が持つ旨味に対する感受性に優れているのではないでしょうか。ほのかな甘さこそがコーヒーの旨味の一つだと思います。日本では甘みを持つコーヒーの方が好まれるそうで、市場動向を反映してドリップ式のコーヒーマシンに変えたとも考えられそうです。

好みに応じて選択できるよう、エスプレッソを残してもいいような気もしましたが、ブレンド濃いめを選べるようになってるからＯＫでしょうか。

で、普通のブレンドコーヒーを買って飲んでみたものの、なんか苦い。ひたすら苦い・・・あれっ、マシンか豆の調子が悪いのかな・・という事で高級モカブレンドの購入を決意（大げさ）

高級モカブレンドを注文

名前に高級！とあります。こりゃ相当な自信。高級と名が付くと、１杯１２０円という値段を一瞬忘れて、注文に気が引けてしまいました。

注文の際、コロナ渦なので、店員との間にフィルムは張ってあるわ、こっちはマスクしてるわで、いつもより１．５倍大声で注文しなきゃなりません。でも気が引けて０．８倍くらいになってしまいました。

店員「・・・・・はい？？？」（下にあったメニューを見て）「あ、これですか？」

はい！高級っっ！モカブレンドですね！！？

って言わなきゃダメだよ！まぁ夜のバイト店員だからな・・

セブンのマシンは、専用カップを認識するのか、注文品が勝手にモニター表示されて凄いと思うのですが、ファミマはそこまでではない模様。まぁボタン押すだけですけどね。で、ピッ、ゴゴゴゴゴ、抽出中ですという割に出てこない（蒸らしの工程ですかね？）、しかし、５秒？くらいしたら、高級のそれが出てきてくれました。セブンだとゴゴゴゴゴの後すぐ出てきたような。