※便に関する記述等がありますのでご注意ください。
【関連記事】イヌリンクリームをつくりたい。前回、イヌリンクリームを作ろうとしてアイスにする事を思いついたわけですが、アイスクリームは製法として空気を抱き込ませながら冷凍するので、ただ溶かして冷凍するだけだと、やはりジェラートなんでしょうか。実際イヌリンを使ってジェラートを製品化されているお店も前回、紹介させて頂いたわけですが。
前回、自分で食べた結果
その前回のイヌリンジェラートを昼食後に自分で食べ、夕方に出かけたのですが、出かけた先でなんだか異様にオナラが溜まってきまして。ずっと我慢してました。その時は原因がすぐにわからず。
僕は子どもの頃から便通だけは良く(他、色々悪い所はありますがw)、こと便通がよくなる食品を食べれば腸の感受性が即反応します。牛乳には耐性がありますが、特にコーヒー、ココア、カレー、ヨーグルトあたりで便通MAXになります。なので、多少軟便になろうが屁が出ようが、もう気にする事なく好きなもんは、ひたすら食ってます。
しかし、屁の溜まり方が異質な気がしたので、昼に食ったイヌリンを思い出しました。(ちなみにイヌリン摂取量としては約40g)これは、この食物繊維は物凄く便通が良くなるのではないか。と考えれば、僕的に使う矛先が一つあるのです。
便秘のこどもに食わす!!(レシピ)
3歳のこどもが便秘で困っております。浣腸すれば大体は出るものの、浣腸は耐性が付いて次第に量を増やさねばならない、というし、病院で貰う下剤も効いたり効かなかったり。便秘薬を牛乳とかに溶かしてみても、まじゅい!とか言って飲まなかったり。僕に似て牛乳には耐性があるし、水分もまぁまぁ取ってるのに出ない。
てか、薬に頼るより、食品で解消した方がいいに決まってます。そこでこのイヌリンジェラートを利用してみました。しかし、うちの子どもたちはチョコレート風味のアイスでないと食べないので、手軽なところで、ココアを作ってイヌリンを溶かし、ジェラートにしてみました。ココア単体でも便通にいいと思うので倍増の効果を期待して作りました。
●配合
・牛乳:60g
・ココア(純正):5g
・砂糖(普通の上白糖でやりました):7g
・イヌリン:40g
これで行きました。牛乳を温め、ココアを溶かし、事前に混ぜておいた砂糖とイヌリンを(イヌリンがダマになりやすいので念のため)ホイッパーで徐々に投入して溶かしました。一度、イヌリンだけ後からバサッと投入してみたところ、結構ダマダマになってしまいましたので、そこは注意。
要は、普通にココアを作ってイヌリンをしっかり溶かせばOKと思います。ダマになったら篩に通しましょう。(ダマを取り除いた物もジェラートになってくれました。なので溶かし切れれば40gも必要ないかも)ココアや砂糖はお好みで色々とアレンジできると思います。
あとはラップをかけて冷凍庫で冷やすだけ。3時間くらいで完全に固まってくれました。
ハーゲンダッツも真っ青。ガッチガチでした。この冬の時期なら常温で10分程置いた方がいいかも。
上のこどもと共に、イヌリンを摂取させます。パパが急にこしらえた謎のアイスを見て上のこどもは始め警戒して舐めるだけ、「なんかヌルっとしてる~」とか言ってましたが(アイスクリームじゃないしね)、チョコ風味にした事で次第に食べ始めました。
上の子「おいしい~!お菓子よりおいしい~!」少しはお世辞も上手くなったな~と思いきや、慣れてきたら、二人ともおかわりをあげないと納得しない食べっぷりでした。味の肥えていない子どもに食べさすのは楽勝です!!いやでもココアのお陰で普通においしく食べれる風味でした。
上記の配合を2等分+おかわりを少し上げたので、2人共、イヌリン摂取量は25gくらいでしょうか。
こどもに食べさせた結果!
あくまでほんの一例に過ぎないと思いますが参考までに。
・食べた時間:2時半
この日は上の子も朝の便通がなく、まず効果が現れるのは上だろうと予想しました。上のこどもは普段、便通には問題ありません。部屋で遊び、散歩をして帰ってきたのが、5時くらいになりました。
で、便秘の下の子は帰ってきて遅めの昼寝(爆睡)、上の子どもと過ごしていると、来ました。ぱぱうんち~~
・上のこども、便通6時半頃
下のこどもは、7時くらいまで爆睡しておりました。で、起こして夕飯を食べさしたのですが、いつもの如くロクに食べてくれない。ジェラートの後にお菓子を少し食べていましたが、このお菓子ばっか食べる癖も、多少仕方ないとはいえ、便秘に影響する気が。とにかく食べなきゃ出ないだろうという事で、格闘する事1時間強。すると飯を食わずとも来ました。下の子:秘技、両足クロス(うんちを我慢する体勢)
しかし、トイレに連れていき、いつのも様に
うんちさんいるぞー!!うんちさ~ん
とやってみたものの、引っ込んでしまったのか出てくれず、「ちっ今日は出ないか~」という事で、、この日は子どもと朝風呂をしたので、もう子どもたちはいいや~と思ってママに任せ、自分だけ一人風呂に入っていました。すると、ぱぱ~と下のこどもがやってきて、ぱぱ~おお~きな(ジェスチャー付き)うんちでた~
・下のこども、便通8時半頃
やりました!!!たまたまか、ココアのお陰もあったか分かりませんが、浣腸なしで普通にうんちが出てくれるのは本当に有難い。しかし少なからず効果あったんじゃなかろうか、そしてその夜、
隣で寝てる下の子どもが、僕に幾度となく寝屁をかけてくるのでした。
イヌリンはコスパ的にどうなのか
僕はたまたまタダで貰ったイヌリンですが、買ったら結構します。
↑↑比較的安いと思われるこの商品でも1490円(税込)/kg。しかし、そういえば毎回浣腸をするとコストはどうなるのか。
もはや、子ども用の愛用品となっておりますが。コスト的に上記をまとめ買いした場合、2489円(税込)で4個入りが5個セット20個、1個あたり約124円です。え?その辺で買うともっと安かったような・・・
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上記、条件付き送料無料ですが、253円(税込)、1個あたりで約63円か。それくらいでしょうね。
子どものイヌリン1回の摂取量を先回の25gとすると、上記商品を使用した場合、25gあたりで37.25円!
あ!これもう、僕の場合は、いちじく浣腸いったん止めてイヌリンジェラートでいきます。
まぁ浣腸の場合、僕の子どもの成功率は約90%と高い事は魅力ではありますが、どうしても薬である事、耐性がつく事。今後のイヌリンの効果も未知数ではありますが、アイス代・おやつ代が多少浮いて相殺されると考えれば、トータルでは上であろうと。酸化マグネシウムの方が安いんでしょうが、摂取できる5歳まではまだ間があるし。
ネットの口コミみてると、飲料に溶かす方、料理に使う方など、使用用途が多岐にわたるのもいいですね。しかし、ジェラートにしてる方を見ませんが、簡単なんで自分用としても是非。今後、アレンジレシピもやってみようと思います。